2008年03月

2008年03月11日

花粉症

花粉症の原因とは?
花粉症のアレルギー反応は健康な体を保つために欠かせない「免疫」と体の中の仕組みでは同じです。そもそも人体には体の外から侵入してくる異物に対して、その物質を排除するはたらきがあります。外部から侵入してきた物質(抗原)に、対抗する物質(抗体)を作って体を守ろうとするのですが、抗体が一定量になったときに、同じ抗原が進入してくると、その抗原が抗体と結びつき、それまでと違った反応を示すようになります。このことが花粉症のアレルギーの原因です。
花粉症の予防
花粉予防には、できるだけ花粉を避けることが大切です。
花粉飛散の要注意日
1. 風が強く、晴天の日
2. 最高気温が高い日
3. 湿度が低く、乾燥した日
4. 雨上がりの翌日の晴れた日
日常生活での花粉症対策
日常生活では以下の点に注意しましょう。
1.花粉情報に注意する。
2.花粉の飛散が多い時の外出を控える。
3.花粉の飛散が多い時は、窓や戸を閉めておく。
4.花粉の飛散が多い時は、外出時にマスクやメガネを着用する。
5.外出時、毛織物など、花粉が付き易い上着は避ける。
6.帰宅時、玄関口で衣服や髪についた花粉をよく振り払い室内に入る。
7.外出後直ちに、洗顔やうがいをし、鼻をかむ。室内の掃除をまめに行う。
早期の治療が必要
「鼻のムズムズ感」「目のかゆみ」など、花粉症を疑われる症状がでたら、早めに医療機関を受診しましょう。早期治療を行うことで、花粉による炎症反応を抑え、発症や重症化を予防するとともに、花粉症の各種症状による日常生活の支障や不快感等を軽減することができます。

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